泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

これからのヘルパー調整

 「むそう」の使っているらしい「グループウェア」がすごく気になる。
 http://www.mmjp.or.jp/fuwari/musou/jimukyoku_index.html
 こういうのがほしいと常々思っていた。やっぱり同じことを考えられていたか。もっとほしいと思っているのは、ヘルパーの動きを利用者側が携帯等で把握できるシステム。「あっ、明日のこの時間、○○さんが空いてる」みたいな。
 高齢者分野のように1日に多くの件数をこなすことが難しい知的障害者の支援について、多くのサービスを実施していこうとすれば、効率的な需給調整ができなければならない。しかし、これがなかなか難しい。急なキャンセルだって出るし、利用者の「遠慮」だってある。みんなが使いたいだけ仕える状況には程遠いけれど、みんなが職員の労力や他の利用者を気遣って利用を控えると、無駄に隙間ができたりする。
 学生ヘルパーやボランティアとの連絡調整も容易でない。みんな携帯を持っているにも関わらず、全然つながらない。着信履歴が残っているはずなのに、そのまま無視されることもしばしば。メールは駆使しているつもりだけれど、双方向のやりとりができているとは言いがたい。コミュニケーションの密度をあげていかないと、単純に都合のいい人的資源として扱うだけでは、モチベーションもあがらないし、継続もしてもらえない。
 しかし、どうやってこんなシステムを組み上げたのだろうか。ソフトがあるとも思えないし、自前でつくったのだろうか。問い合わせてみようかな。
(追記)・・・と書いて、更新したところ、「グループウェア」がキーワード化にされていることに気づき、そこから製品リンクへ。市販のものがたくさんあることをはじめて知る。活用できるのだろうか。やっぱりこの業界、もっとITを勉強したほうがよいと思う。