泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

大学とボランティア

 うちの法人では、長期休暇中の子どもたちの集団活動を、支援費制度とは無関係に続けている。もともと法人の母体は、その活動のためのボランティアグループだった。
 もう10年ほどやっているが、今だにボランティアの需給調整はばたばた。あさってに控えた活動に参加予定の学生が、大学の科目登録や体調不良で計4名欠席見込・・・かなりの人不足。大学がない地域で1日に20人とか学生を集めるのは、非常にしんどい。年度の変わり目はなおさらだ。ボランティアコーディネーションを一時期専門に研究していたので、方法論は結構わかっているつもりだけれど、もはやそれ以前の問題。
 ちなみに、今、大学に言いたいこと。思いつくままに。

  1. 科目登録は全部web上でできるようにしてやってください。
  2. 忙しい学生たちのために、早く科目登録スケジュールを明らかにしてやってください。
  3. 社会的活動に忙しくて大学に来ない学生を、出欠をとることで縛りつけるのはやめてください。
  4. 外部団体に対して、排他的な大学ばかりです(チラシ1枚貼れやしない)。それでは学生の視野は広がりません。政治や宗教を排除したいのでしょうが、学生を「保護」するのもほどほどにしてください。
  5. 社会的活動についての情報提供をもっと積極的にやりましょう。サークルとアルバイトと留学しか選択肢を知らない学生ばかりになってます。
  6. 福祉系学部の男子学生より、非福祉系学部の男子学生のほうがしっかりしています。

 もちろん大学によって、ずいぶん違いはあるのだけれど。なんとかならないものか。