泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

「ケアマネジメントの手法」って何だ?

 今日は、早朝からガイドヘルプ。それはさておき、今日は近所で養護学校の先生向けにケアマネジメントの手法を教える、という研修がされていた。最近、どこでもやたらによく使われる「ケアマネジメントの手法」という表現なのだが、いまひとつ何が言いたいのか、よくわからない。
 どうもその内容の大半は、ソーシャルワークの「プロセス」についての説明で終わっているように気がする。それだけのことなら、直感的に誰でもわかるんじゃないだろうか・・・問題を把握して、計画を立てて、支援を実行して、結果を評価する。PDSサイクル。
 むしろ何を問題と捉えるか、問題をどのように捉えるか、というのは視点の置き方で変わるのだから、同じ対象に対してもさまざまな視点と介入のバリエーションがありうる、ということについて伝えなければ、あまり現場にとって意味がある話には思えないのだけれど。障害者支援においては、まだまだ用語だけが一人歩きしているように思う。
 今日は5時起きだったのに、もう深夜1時半。頭がよく働かない。眠い。寝る。やっぱりきつい、春休み。