泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「利用者のため」が虐待に行きついたとしたら

業界関係者には、それなりに衝撃が走っているのではないか、と思う。 障害者施設で虐待か 長崎県が処分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150226/k10015779301000.html 世間は「また虐待か」ぐらいの印象かもしれないが、その障害者施設の運営法人が「南高…

権力より客観的評価

保護者と話しながら、ふと整理がついたようなこと。 子どものことで教員に「わかってもらえない」と行き詰まったとき、つい「権力」に頼りたくなって、「管理職」「教育委員会」などに頼りたくなるけれど、「上から叩いてもらおう」で成功するのはレアケース…

「足りない」彼女に救われる、ということ

どこかでお試し版の第一話だけを読んで「ふーん」と思うだけで済ませてしまっていた。考えてみれば、「このマンガがすごい!」の一位をとった作品がそんな他愛もない話のまま終わるはずがない。最後まで読まなければいけないマンガだった。ちーちゃんはちょ…

発信・受信できる福祉のために

ずっと過酷な日々が続いていた。まだ続いている。 1月から新しい事業所を始められた。いわゆる放課後等デイサービス。国が「儲けすぎ」と標的にしており、間もなく公表されるであろう次年度の報酬単価でも何らかの影響が見込まれている事業である。 周辺地域…