泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2011-01-01から1年間の記事一覧

つぶやき

新規事業所の建築要件ばかりを行政が厳しく問うのは、本当に利用者の安全のためなのか、それとも単にサービス供給に抑制をかけたいのか、どちらだ。

初参加

自立支援協議会の全体会。 法人設立から8年半かけて、ようやくこういうところに加われる立場に至った。長かった。 自分が部会長を務めることになった部会からの報告は無難に終えられたし、いろいろとコメントも頂けたものの、全体会というのが何をするところ…

小心者匿名ブロガーのfacebook

・知っている人がたくさん「知り合いかも?」に表示されてくるが、基本的に目上の人間に「友達」リクエストができない。同世代の偉くなっていった人たちにも、できない。 ・こちらは相手を知っている。相手もこちらを「匿名ブロガー」として、よく知っていて…

金土日

・金曜。地元の子育て支援関係者向けに講義。受講者7名。ゼロからレジュメを練り上げて、精一杯話す。終了後、子育て支援センターの担当者から「わかりやすかったので、また保育士向けにもやってほしい」と言っていただける。それがかなうならば、頑張った甲…

海の向こうから来る敵と闘った軌跡

アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代作者: 児玉真美出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2011/10/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 141回この商品を含むブログ (9件) を見る 圧倒される本である。 この本を書いたのは、海の向…

それは「ケアホーム」っていう名前なんだ

近年、自分たちのような障害者支援事業所に対して定期的に行われる行政指導ではやたらに「『虐待防止』の取り組みをしているか」が問われるわけだけれど、その傾向にさらなる拍車をかけるニュースが。Yahooニュースのトップにも出ていた。今夜のテレビニュー…

移送サービスをめぐるつぶやき

・福祉的な移送サービスというのは、車の取得や維持にかかる費用を考えると、経営的にはまったく割に合わない。受け取っていい対価というのも、勝手には決められない。地域に運営協議会というのがあって、そこで承認を得なければいけない。 ・ひとまず承認を…

若者の幸せよりも

何だか今の若者が過去最高に幸福だとかどうだとか局所的に話題の様子。 誰でも自分ひとりの人生しか生きられないのだから、私はいま幸福だとか不幸だとかいう主観的な評価は、それまでの人生の中で社会的な影響を相当に受けたであろう「期待」の水準と、直接…

能力なんか担保されない

社会福祉士の上級民間資格を創設- 関連団体、来年度から認定 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35870.html 日本社会福祉士会など関連団体は、実践能力の高い社会福祉士の上級民間資格「認定社会福祉士」を創設した。社会福祉士の能力を担保し、キ…

またブログ書いている途中に突然の強制終了。まったく下書き保存していなかった。もう一回書く気力はない。 このパソコンは、はてなダイアリーとの相性が非常によろしくない。3回に1回ぐらい起きる。

結局「できること」を探してはいないか

重い障害を生きるということ (岩波新書)作者: 高谷清出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/10/21メディア: 新書購入: 4人 クリック: 51回この商品を含むブログ (16件) を見る 書評めいたものを書こうとして、まず概要として「長年『重症心身障害児』と関わ…

つぶやき

・15年ぶりぐらいにメガネを着用して1週間ほど経過。目の疲れが少しましになったような気もする。以前にコンタクトレンズを試しかけたものの眼科医の態度が気に入らず、そのままほったらかしだった。眼科に限らず、過去に出会った医者のほとんどが二度と行き…

たまにするプロ野球話

つらいことばかりの日々の中で、ドラゴンズ連覇。生きているうちに経験できてよかった。少しの癒し。 優勝祝勝会のニコ生中継を最初の会見からビールかけの最後まで見てしまうほどのドラゴンズファンになってしまったのは、落合監督のおかげだ。子ども時代は…

明朝からしばらく「バス停まで歩いていく子どもを遠くから見守る」支援。特別支援学校の登下校の仕組みをご存知の方ならば、およその状況を察してもらえるかもしれない(でも、正確に言い当てるのはけっこう難しい)。朝の早い日が続く。 もう10月も半分以上…

いま気づいた

Eテレにてさっきから放送開始。 東日本大震災6か月「取り残される障害者」 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-10-16&ch=31&eid=31593&p=1(※すでにリンク切れ) いま我が家には録画できる機器が何もない。番組終了まで観れば…

眠れない

大事なことはみんな本気で考えようとしない。言葉にもしない。

また揉め事

子どもに対しては寛容で忍耐深い支援者たちが、大人どうしになるとどうしてこうも単純に感情的にぶつかっていくのかが理解できない。子どもと関わるのは仕事で、支援者どうしのコミュニケーションは仕事じゃないと思っているわけでもあるまい。相手には世界…

大事なテーマなのに

自閉症の人の死別経験とソーシャルワーク―親なきあとの支援のために―作者: 佐藤繭美出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2011/09/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 49回この商品を含むブログ (1件) を見る 基本的にブログでは薦められる本を紹介したいが…

乙武さんの「おおらかな親のほうがよい」について(※少し追記あり)

「もしも、自分が障害のある子を授かったら....みなさんはどう思いますか」・・乙武(h_ototake)さんの連続ツイート http://togetter.com/li/198030 このtogetterを読んで「うわー、これはよくない」と思って、寄せられたブックマークコメントを見たら、み…

激減

行政への9月分の請求額が確定。9月は台風関係でずいぶん利用が無くなったが、これほどまでに影響が出るとは。毎月この金額だったら、経営危機に陥るレベル。 余裕のない経営を今さら思い知らされ、気落ちして帰宅。震災でも台風でも、被災地域の事業所は経営…

最短ルート

家庭で無理なく楽しくできる生活・自立課題36 (学研のヒューマンケアブックス)作者: 井上雅彦出版社/メーカー: 学研教育出版発売日: 2011/09/13メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (3件) を見る 既にあちこちで絶賛の声が上が…

三行半

「障害は個性だ」と言うことで必要な支援が受けられなくなるならば、いっそ「個性は障害だ」と言ってみたらどうなんだろうか、と一瞬だけ考えてみて、やっぱりそれはそれでいろいろと歪んでいる、と思い直すガイドヘルプの帰り道。 今日は法人設立9年目にし…

つぶやき

・昨日はバスを借りて、数家族と学生ボランティアたちとテーマパークへ。今日はヘルパーを1人同行させて、ガイドヘルプで遊園地へ。気楽な支援だと思われるだろうか。冗談じゃない。 ・親どうしの関係性とか、個々の親の求める支援の水準とかまでわかってし…

布団の中から更新

思いがけぬところから人と人がつながり、保健師も懸念していた孤立を防ぐことができた。我々からすればとても親しみやすく話しやすい保健師も、お役所の人として壁を感じられていたのかもしれない。押しの強い地域の世話焼きの価値を再認識。そして、他でも…

半年あまりが経ち

大震災 自閉っこ家族のサバイバル作者: 高橋みかわ出版社/メーカー: ぶどう社発売日: 2011/07メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 39回この商品を含むブログ (1件) を見る ようやく入手して読了。とにかく貴重な記録。自閉症児とその家族が「被災するとどん…

心身ともに不調。昼ごろからトイレにこもってばかり。空腹に耐えかねてパンひとつ食べたら、さらに悪化。そのまま絶食。 いくつかのことがきっかけとなって、8年半ほどの法人の歩みをいろいろと思い返し、泣きそうになる。が、泣けない。今週末はきっとしん…

当事者の「知られたさ」について

彼にとっては心地よい感覚の得られる行動であり、同時にコミュニケーションの手段のひとつでもあるのだろうが、世間ではとうてい認められる種類のものではない。外出時は特にダメだ。レストランでウェイトレスに悲鳴をあげさせたこともある。 でも、家と作業…

そして悪夢で目が覚める

すっかり覚醒。頭に浮かび続ける短期の、長期の懸案事項。 もうこのまま起きておいたほうがよいのか…。

眠れない

横になっても全く眠れず。無理に眠ろうとしてもしんどくなるばかりなので、携帯をいじったり、マンガ読んだりもするが、眠れない。あれこれ考えて気持ちが休まらない。深夜何時でもこっちから送ったメールに返信してくれるサービスとかあったら利用してしま…

体調がずっとすぐれず、明るい話も何もなく、子育てひろばで2歳児3歳児の遊び相手をすることでかろうじて精神のバランスをたもっている中で(もちろんそれもただ遊んでいるわけではないのだけれど)、夜に大変な電話を受けてしまい、どっと疲れる。 限界まで…