泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

メッタ刺し

苦しいだけの交渉終了。
組織の身の丈にあった雇用と賃金があり、貧しい組織の苦労などわからない人には何を話したところでわからないし、わかろうともしない。
自分にとって有利な条件を引き出せる話だけメモをとり、都合の悪い話はすべて聞き流す。洗いざらい話しているが、まだどこかから金は出てくるはずだと思われているのか。ひたすらつらい。
「お前は何もできていない、してくれない」と冷たい目で責められ続ける。こちら側には他に誰もいない。すべてひとりで受けとめ続ける。上にも下にもこの苦しさを共有できる者はいない小さな組織。苛立ちと失望をぶつけられながら、ただ謝る以外にない。
しばらくは精神的なダメージを引きずるだろう。研修講師が入っているのがきつい。声が張れる気がしない。