泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 年度が変わったとは信じたくないぐらいにすっきりしない。前年度からの積み残しが多すぎる。
 2013年度。法人設立以来、これほど想定外のつらい出来事の多い年はなかった。人の健康、資金獲得。その影響は大きく、いまだ対応に追われ続けている。社会保険の切り替え、雇用、寄付…、慣れないことだらけだ。しかし、自分以上に疲弊している職員もいる。
 行政手続きにどんな書類が必要かは、自分で調べてもわかるが、時間はかかる。人に聞けば、もう少し早く済むが、こちらの込み入った状況を説明するのも十分に大変ではある。日常からすべて他人に任せていれば、楽なのは間違いない。人に任せるというのは、自分ができないからではなく、自分の時間を作るためだとわかっているつもり。ただ、緊急のときだけ頼めるような相手もいない。日常的に多くを頼むには財政的な余裕に欠ける。
 例年ならば、行政関係の異動が気になって仕方ない時期なのに、それもチェックできていない。せめて関係機関は穏やかにあってほしいと願う。