泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

4150円

 ガイドヘルプ2件。朝と夕方で計2万歩。12キロくらい。支援学校卒業後に向けた通勤の練習とか、全国的になされているのだろうか。この数年、多い。
 タイトルは自分の今日一日の稼ぎ。1日1件の日も多いので、これより少ない日も珍しくない。報酬の高いデイサービスが続々と増えていく中で、どこの事業所も児童のガイドヘルプなんてやりたがらないのがよくわかる数字だ。うちしかやっていないから、すべてうちに集まる。需給調整の負担は大きくなる一方で、50名以上の利用者と30名以上のヘルパーを束ねる担当者の仕事は良くも悪くも達人芸化していく。介護保険事業所の参入も中途半端で、どことも分かち合えないまま。
 事業所がなければ、ニーズはそのうち表明されなくなる。隣町の子どもたちに「外出したい」というニーズはもうない。あるのは「放課後をどこかの事業所で過ごしたい」という子どもらしくないニーズのみである(皮肉)。
 明日はどこも大雪らしい。ガイドヘルパーたちに幸あれ。