泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 他法人の職員が担当している事業の進め方について悩んでいるので教えてほしいと言って、やってきた。全くの初対面。
 隣の自治体で利用者も重なっていないので、特に連携もない。法人トップどうしの関係はあまりよろしくない。当初はいろいろ勘繰りもしたが、どうやら別の誰かから紹介されたようだ。それを「ある方からの紹介」としか言ってくれないところには、やはり置かれた立場の難しさがあるのだろう。
 他事業所の話は相互に新鮮だった。うちは特殊な点が多いのでそのまま参考にはならないだろうが、前任者から引き継いだ方法が必ずしも当たり前ではないと知る機会にはなったはずだ。
 他所に助言なんてしている場合ではないぐらいに、自法人内部の崩壊は進み続け、とどまることをしらない。誰が助けてくれるわけでもないのに、頑張る元気はやはり出ない。しんどい。