泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

障害者総合支援法、可決

 可決されたというのは知られているが(いや世間的にはそうでもないか)、どのような採決結果だったのかは、あまり知られていないと思う。

本会議投票結果
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/180/180-0620-v013.htm

投票総数234 賛成210 反対24


民主党・新緑風会
  賛成102 反対0
自民党たちあがれ日本無所属の会
  賛成82 反対0
公明党
  賛成18 反対0
国民新党
  賛成3 反対0
新党改革
  賛成2 反対0


みんなの党
  賛成0 反対11
共産党
  賛成0 反対6
社民党・護憲連合
  賛成0 反対4


新党大地・真民主
  賛成1 反対1
各派に属さない議員
  賛成2 反対2

 当然のごとく民主党は批判的に評価されるわけだが、前回(2010年)の参議院選挙で障害者福祉についてマニフェストに一行も記さなかったみんなの党が反対していることに「お前らもともと何の意見も主張もなかったじゃないか」と思うのは自分だけだろうか。いったいどういう観点から反対なのかを聞きたい。「当事者の意見を無視したから」なんて思想を持っているようには全く思えないのだけれど、どうか。