泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

事例が武器になっている

生活保護とシングルマザー(キリンが逆立ちしたピアス)
http://d.hatena.ne.jp/font-da/20120529/1338269876
 もうかなり読まれているエントリだし、示唆にとんだ内容であるのは今さら言うまでもないけれど、生活保護に関するメッセージを伝えるための方法として、この本とこれらの事例を選択したことが素晴らしいよなあ、と。
 数字を提示するのでもなく、法や権利を説くのでもない。が、この主張の説得力は強い。個別事例の紹介を通じているのに、「それは個別の話だから」「個別の事例を見ていけば、いろいろあるから」という逃げ道は作らせない。
 闘い方、抗い方として見習いたい。