泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 10時間ほどの準備をしてのぞんだ支援は、ほぼうまくいった。報われた感じがしてうれしい。もし誰かが今日はじめて彼を見たら、なぜこんなに大変な手間のかかる配慮をしているのか理解できないだろう。「何もしなくても大丈夫なんじゃないの?」と。そのぐらいに穏やかに過ごせた活動となった。しかし、実際に何もしなかったら、と考えたら冷や汗しか出ない。
 ただ、こういう準備や環境整備を学校や家庭や事業所でも、となったら物理的にかなり難しそうだ…。地域の福祉センターの施設設備を広く活用したボランティアプログラムからできることもあった、という一例。
 連日の14時間労働。直接支援やその記録・評価に力を入れていると、他の業務が片づかないジレンマ。それでも明日は少し体を休めるつもり。