泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 「話を聞いてほしい」「話を聞かせてほしい」と学生時代以来のつきあいである保護者に呼ばれ、昼食をはさんで3時間半。
 子がいくつになっても、どれだけ長く世話になった事業所があっても、我が子にとって一番よいものを求め続け、これまでに受けてきた支援を客観的に見直すことができる保護者はすごい。自分も引き締まる。
 そして「親と支援者がいっしょになって地域を作っていく」というのは、協働の中で親が元気になれてこそ、であるのを改めて痛感。いま自分たちはまだうまくやれている。気がつけば、他にうまくやれている組織を身近で知らなくなった。幸せな時代が来たのならばよい。が、たぶんそうでもない。