泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

野沢節

 amazon楽天では取り扱いがないので書影が貼れない。
野澤和弘著『廃墟の中の希望 知的障害と社会シリーズ4・論説集』Sプランニング。

 読了。毎日新聞の社説のほか、著者があちこちに書いた文章を集めたもの。最近の政治や政策について、主に知的障害の方たちの支援をしている者の立場から共感しやすいものを書くのは、やはりこの人だよなあ、ということを再確認。もちろん主張の全部に同意するわけではないけれど。
 「働いているのに利用料を払うのはおかしい」への反論は、あまり聞くことがなかったので、新鮮だった。民主党からのヒアリングに対して話した(?)内容らしい。かなりの勇気。