泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

祭りのあと

 そろそろ落ち着いてきたようである。
 最近公共性のあるものを書いていないし、いつもよりは多くの人に読んでもらえたらいいなと思いつつ書いた前回記事ではあるが、3日でまさかの4万ページビュー。twitterで拡散されていく勢いもよくわかった。楽しませてもらった。
 もともと「他人のふんどし」なので、記事を読んだ人が「この本を読んでみよう」と手にとってくれるとよいのだけれど。これで「もう十分」と皆が思うならば、少し著者に申し訳ない。引用しきれなかった情報もたくさんあるし、制度やエピソードの羅列には終わらないメッセージもしっかり込められているので、興味をもった人はぜひ買うなり、図書館に注文するなりしてほしい。
 ブックマークコメントはすべて読んだ。同じ記事に対して、こんなに多様な評価や解釈があるところに、改めて「良い社会」を構想することの難しさを感じられたのは収穫だ。何せ感想の中に「自由でうらやましい」も「不自由で窮屈だ」もあるのだから。コメントを丁寧に読み解いていったら、大事な論点がたくさん見つかるだろう。
 今後もたまにはたくさんの人に読んでもらえるものを書きつつ、ゆるゆると更新していきたい。