泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

・昼間、支援学校に行ったら、偶然にも避難訓練。ただ、書類を提出したいだけだったのだが、せっかくなので様子を見る。一番はやく校舎から出てきたのは車イス利用組だった。押すのがはやければ、逃げるのもはやい。現実の被災の際は、どうなのだろうか。
・また、近隣に新しい事業所が。周辺のどこの事業所でもそうなのだけれど、「いっしょうけんめいお子様をお預かりします」とか「とにかくお子様の力を伸ばします」的なこと以上のものをパンフレットやホームページに見たことがない。こんな理念も具体性もない意思表示にどこの保護者が安心して子どもを任せられるのだろうか。「どこも見てくれるところがないから」使うとしか思えない。株式会社がこんな「マーケティング」でよいのか、と歪んだ批判までしたくなる。
・子どもたちの夏季休暇のプログラム「サマースクール」の全日程が確定。来週末には申込が出そろう。おそらくまたものすごい規模だ。開始から10数年が経ち、社会資源の状況が変わろうとも、この人気。障害福祉サービスでは代替されないもの。と、割り切るばかりでよいとも思えない。