泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 不調。また深まる孤独感と閉塞感。打開策は、わからない。この組織にとって、自分は腫れ物のようだ。
 医療機関に同行。福祉サービスと似たような金の流れをもつシステムでありながら、実務的な処理はずいぶん違うのだろうと、受診前後の待ち時間にどうでもいいことを想像する。どちらの利便性が高いかと考えると、比較が難しい。診療報酬の請求とか負担額の徴収は、福祉サービス以上に複雑だろうし、これが精一杯か。
 明日は子どもたちを集めての活動。学生ボランティアと子どもたちで90人に迫る規模。二部に分けても、40人以上。職員総出。事前準備がどんどん膨大になるばかり。準備と当日とで職員の関与はのべ60〜70時間ぐらいか。これを年6回。年間に十数万の委託料はボランティアに交通費払って、すべて消える。多くの新しい子との出会いはあるし、学生の成長もあるが、労力と成果のバランスがとれているのだろうか。こんな惨状なのに、担当職員は自分からどんどん仕事を増やして、そこにやりがいを感じていく。
 眠りが浅い。ひどい夢ばかり見る。