泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

ポイントカードに阻まれる「自立」

 ガイドヘルプ。カゼ悪化。たった9時間労働で帰宅。
 ガイドの終了後も引き継ぎのために同行した学生ヘルパーとずいぶん話し込んだためにノドがボロボロ。彼は共感的に話を聞くのが上手い、という理解は少し歪んでいるか。自分と似たような問題意識をもっているような気がする。組織に入ってきて間がないから気づけることがある。
 ガイドヘルプは予想通り、人混みの中へ。よく歩いた。
 せっかく本人がひとりでスムーズに買い物できそうなのに、「当店のポイントカードお持ちですか?」とか、「お作りしましょうか?」とか、余計なことを言わないでほしいと思うのは、勝手な願いであろうか。持っている人は勝手に出せばいいし、作ってほしい人は勝手に頼めばいいと思うのだけれど。その一言があるために、コミュニケーションが途切れ、支援者が余計な口をはさまなければいけなくなる。