泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 先週末の支援学校は土曜参観だった。そのため、今日は振替休日である。
 なぜただでさえ登校日のごちゃごちゃしてわかりにくいゴールデンウィーク終盤に組み込んだのか、いや、そのような混乱しやすい時期だからこそどさくさに紛れさそうとして組み込んだのか、そのあたりは不明である。とにかく事業所の感覚としては今日までがゴールデンウィーク
 ゴールデンウィーク終盤の支援は、子どもから大人まで利用者が全体に落ち着かない印象だった。昨年度、作業療法士の話を聞くことが多かったせいで、休みに入って動き足りなくて感覚ニーズが満たされてないんじゃないかとか、いかにも素人らしく単純に考えたりしてしまう。
 ガイドを終えて、役所へ。子育て支援関係は、次年度の療育に向けて金の話。教育委員会は就学指導委員会関連。どちらも考えるだけで暗い気持ちになる課題ばかり。
 事業所に戻り、事務効率を上げるために書類整理。もう収拾がつかないぐらいに机まわりはひどい状態なので焼け石に水。それでもこつこつやっていくしかない。探しものにかけている時間が長すぎる。そして、大量に捨てないと、もう書類がどこにも置けない。事務所は間借りなので、これ以上の収納スペースを確保できない。請求書やら実績記録やらのファイルが増える一方。どこにも分類しづらいものはたいてい自分のところに集まってくる。
 夜、激務の職員がせっかくいつもより早く事務所に戻ってこれたと思ったら、ゴールデンウィークに海外旅行に行っていたらしい学生がだらだらだらだらとその職員に終わりの見えないみやげ話。自分の話が相手の労働時間を13時間に引き伸ばしていることなんて何も考えちゃいない。話すほうも話すほうだが、聞くほうも聞くほう。いつでもなんでも聞いてくれるやさしい職員であろうとして、自分の首を絞めていく(学生と話すのがストレス発散とも言っていたが)。どこでもありうる話だと思うのだけれど、学生スタッフの多いNPOではどうしているのか。識者にメールで問い合わせ中。