泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 こんなに降るのは珍しい。雪国のヘルパーや利用者にはこのような状況が日常なのであろう。
 外に出て「わーいわーい」と「雪に驚いた子ども」らしいセリフを棒読み気味に言う子どもや、見慣れない光景への不安から事業所の車に乗りたがらない子どもも雪国にはいないのであろうか。数センチ程度の積雪で利用がキャンセルになったりもしないのであろうか。
 今夜も明朝も職員が事故ったりしないかどうかが心配で仕方がなく、気をつけるように伝えるが、そんなこと言われなくてもわかってるという感じで適当にあしらわれる。こんな切なさもたぶん雪国にはないのだろう。