泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

本当のオルタナティブ

 近年の特別支援教育をめぐる議論について、ずっと不足・不満を感じていたことがあり、きちんとまとめてブログに書こうと思っていたのだが、かなりのボリュームになりそうで、躊躇していた。そんな中、もう自分が書く必要はあまりないかもと思えるものを見つけてしまったので、リンク。
グレーゾーンへ(16)普通学級の呪縛? 森口奈緒美の問題提起
http://uramonken.at.webry.info/201008/article_4.html
 著者は高森明氏。先日自分が書いたことともつながるが、問われるべきは教育のあり方そのもの、と考えるタイプの主張が長い時間をかけてでも少しずつ広がっていくことを望む。「普通学級か特別支援学級か」という二者択一は、無茶である。どこかへの所属を「基本」とか「例外」とか言わないためにも、注目。