泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

みんな不調

 なぜだか調子の悪い人が多い。
 自分もこの数日また鬱っぽいのだけれど、うちが支援している子どもにも大人にも不安定な人が目立つ。
 季節の変わり目だから、というのは、冗談でもない気がして、気候の変動との関係とかを誰か本気で調べたらいいんじゃないか、とも。
 ただ、それだけで済ませられる話ばかりではない。
 成人の方について、通所先などと比べて関わる頻度がそんなに高くない中で、いろいろと大変なことになっているところが増えている。理由ははっきりするものの、はっきりしないものもある。
 自分の立場でできることには限りがある。なんというか「ソーシャルワーク」の出番というケースが続いている。誰がソーシャルワーカー役になるかは、流動的。通所先の担当職員なのか、通所先の所長なのか、日中一時支援の事業所長なのか、相談支援事業所なのか。本人のことや家族のことに精通していて、かつ社会資源にも通じている人が動く。そんなものである。でも、さすがに月に数回の移動支援や行動援護のヘルパーとか責任者が、ってことはない。うちにできるのは外出中の様子をつぶさに伝えることぐらいである。外出を通じて支えられる生活はたくさんあるものの、無力さも感じないではない。
 今は、せめて子どものことだけでも、責任をもって、どこよりも丁寧にやりたい、と改めて思う。