泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

予想通り

 民主のマニフェストを紹介するだけというのはやはり公平じゃないと思うので。自民党マニフェストの障害者関連部分。
自民党の政策「みなさんとの約束」
http://www.jimin.jp/sen_syu45/seisaku/pdf/2009_bank.pdf

障害者施策の充実
障害者自立支援法を抜本的に見直して、利用者負担の応能負担への見直し、障害者がそれぞれの暮らしに相応しい支援を受けるための相談支援体制の強化等を行う。利用者負担については大幅な軽減の継続に加え、障害者や障害のある子供を抱える家庭に配慮し、さらなる改善を目指す。また、平成21年4月に報酬の5.1%引き上げを行ったところであり、障害福祉サービスの質の向上、良質な人材の確保と事業者の経営基盤を安定させる。さらに、都道府県に設置されている障害者自立支援対策臨時特例基金に積み増しを行い(約1500億円)、福祉・介護人材の処遇改善等を実現する。先の国会で廃案になった障害者自立支援法改正案を次期国会で成立させる。

 当然と言えば、当然の内容。雇用対策のところで障害者の就労支援についても触れているけど、ただ「雇用・福祉・教育等の連携による地域の障害者の就労支援を強化」と言う記述のみ。教育・文化のところで「特別支援教育、…(中略)…などを進める」。
 ちなみに、介護保険のほうは、特養、老健グループホームなど今後3年間で16万人分を整備、介護報酬は24年度に引き上げだそうです。
 障害者福祉からは離れるけれど、27ページの

誰もが参加しやすい社会活動・NPO法人等ボランティア組織の育成・支援を行う。弱体化した地域の絆を再生するため、「コミュニティ活動基本法」を速やかに制定し、町内会や自治会、消防団などの地域に根ざした活動を行う団体を支援する。

は、ひどい。