泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

案の定

 学童の指導員がまたひとり辞めるらしいと聞いた。行政による嘱託雇用。男性で妻子持ち。自分と年はひとつしか違わない。手取りは13万ぐらいのはず。指導員の中では力量のある方に含まれる人だったが、いったいいつまで続けてくれるのだろうかと思っていた。12月から採用で、3月いっぱいで退職。わずか4ヶ月だった。
 こうやって次々と良い職員が辞めていく中で、また次の人間を探しては配置することを繰り返すのは行政にとっても決して楽ではないはずだし、実際に採用担当者の嘆きも聞いているのだけれど、それでも待遇はよくならない。
 そんなタイミングでこんな動画を見て、妙な爽快感。学童の問題と派遣法は何も関係ないのに。ニコニコ動画なので、アカウントを持っていないと見られないし、消される可能性あり(2/16追記:やっぱり消された模様)。共産党にネチネチと攻められっぱなしの政府与党。派遣労働の問題点についての解説ビデオにもなっている。長い時間だけれど、けっこう飽きずに見られる動画かも。
2/8 派遣法改正し”労働者保護法”に 志位書記長が質問/衆院予算委員会
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2282677
 まあ、自分たちの周辺は、企業の倫理観や法の抜け穴を悪者にして終われる話じゃないので、もっと複雑。保育関係の仕事で、男女がバランスよく働ける日はいつ来るのだろう。