泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 危機的な状況であるということを、ごく一部の人間だけが感じていて、他の人間が全く感じていないとき、組織だとか共同体というのは、本当に悲惨な状態になるのだろうと思う。無理を背負い込み奮闘するごく一部と、その努力を無視したりフリーライドしたりする多数。だから、危機的であるということはきちんと伝えなければいけない。多少嫌われても伝えなければならない。「サービス」「消費者」などの言葉にまどわされずに。
 法人の学生スタッフや利用者に現状や予測を伝えていくことに、今年は力を注ぐつもり。昔は、自然に伝わっていたのだけれどなあ。たかだか設立5年でも組織が大きくなったということなのだろうか。