泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 今年も終わり。自分のやってきた仕事を振り返るのに時間的な区切りは大事だけれど、変に気持ちを休日モードに切り替えると仕事はじめが大変そうなので、今はあんまり休みたくない。さっきまで仕事していた。明日、帰省するつもり。
 来年は(も)正念場になりそうだ。特に支援者の確保。地元自治体主催のヘルパー2級研修も、大幅な定員割れで中止になったと聞いた。民間の研修と比べおよそ半額で受講できるにもかかわらず、である。確実にケア労働離れが進んでいる。
 学生の支援者を中心にして事業展開していると、極端な人材難は感じることがなく済むのだが、だんだんそうも言っていられなくなりそうな様子である。近隣にある大学の移転が予定されているからだ。来年以降、学生の確保ができる仕組みの構築に失敗すれば、法人運営は一気に窮地に立たされる。
 子どもたちにとっての親しみやすさや、次代の障害者福祉を担う支援者を育成する観点から、信念をもって学生にこだわってきた。簡単に、あきらめるわけにはいかない。