泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

もう書くまいと思っていたけども

 インターネット請求、無事二ヶ月分を送信。「到達しました」確認。
 まあ、まだこれで終わりではないのだけれど。たぶん大きなエラーは出ないだろう、ということで。
 それにしても、国保連のヘルプデスクはひどかった。二ヶ月分まとめての請求をしようと思ったものの、この二ヶ月の間にも受給者証の情報や契約内容情報が変わっている利用者がいるので、もし最新の受給者情報と利用実績を照らしあわされると、エラーが出てしまうのではないかと心配になったのである。そこで、ヘルプデスクへ電話。思いがけず、一回でつながる。
 事務的な口調でおねえさんが電話に出る。

lessor「あのー、二ヶ月分まとめての請求になるんですけれども、まとめて送信して大丈夫なんでしょうか? 1ヶ月分2回に分けて送ったほうがいいんでしょうか?」
おねえさん「しばらくお待ちください」
(長い保留音)
おねえさん「もしもし、お待たせしました。大丈夫です。」
lessor「えーと、受給者証情報が変わっている人がいるんですが、それでも大丈夫なんでしょうか?」
おねえさん「しばらくお待ちください」
(長い保留音)
おねえさん「もしもし、お待たせしました。大丈夫です。」
lessor「……、本当に大丈夫なんですね?」
おねえさん「大丈夫です。」

 なぜ、システムについて直接話せる人間を窓口に出さない、国保連。
 その1回しか電話していないので、いつもそうなのかどうかは知らないけれど、こっちは「どう」大丈夫なのかの説明が聞きたいのだ。このおねえさんでは答えられないし、これ以上突っ込んで聞いたら、また何分待たされるのかわからないではないか。
 そして、インターネット請求の説明会を開いた保健所に電話して、状況を説明すると、都道府県のほうに確認してくれるというので連絡待ち。数時間後に電話。「システムの細かいところは、やはり国のヘルプデスクが一番詳しいらしい」。はい、終了。
 そして、もはやどこにも問い合わせようがなくなり、確認もとれないまま逆ギレ的に二ヶ月分まとめてテスト送信。そして、確認通知。開いてみると、案の定、受給者証情報の変わっていた利用者の9月分がすべてエラー。
 せいいっぱいイライラを抑えつつ、もう一度、国保連ヘルプデスクに電話。しかし、今日は何度電話してもつながらない。つながらないと言っても話し中とかではなく、ずっと呼び出し音が鳴り続けるのみ。
 都道府県の国民保険連合会介護保険課に電話。1分ほどして、女性が出る。「もしもし、あっ、ごめんなさい。しばらくお待ちください」。保留音。そして、今度は中年男性。「もしもし」。「国保連のヘルプデスクに電話したんですが、つながらなくって」「あー、やっぱりそうですかー。うちで答えられるかどうかわかりませんけども、お聞きします」「二ヶ月分請求したいのですが、かくかくしかじかでエラーが出て。」「あー、それはですね、考えられるのは(以下略)」。
 はじめから、こっちに電話すればよかった。ようやく本番送信終了。これで、気が軽くなった。
 朝から地元の子育て支援のネットワーク会議に参加。自分が加わり始めた影響からか、関係者がみんな障害児のことについてもっと勉強しなければいけないとか、親子の行きやすい場所が必要だとか言い始めており(地域で熱心に子育て支援に取り組んでいる人たちは、孤立しやすい親子こそを支えなければと考えているので、そこで障害児親子が注目されるのはとても自然なことだとも思う)、子育て支援に首をつっこんできた成果が出てきている。障害児への関与について消極的な意見も中にはあったけれど、「選択肢を増やしたい」という話には、みんな共感してもらえたようだ。4年半あまりの努力が積み重なり、ようやく追い風が吹いてきたのかもしれない。この風にうまく乗れるだろうか。