泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

請求、その後

 ここしばらく書いている「インターネット請求」。パソコンをついに再セットアップ。ついに買ったときの状態に戻った…。すべてをゼロからやり直し。
 この数日の間、あれこれ試みてもうまくいかず、電器屋を数件回ったりもしてみた。しかし、もうXPのパソコンなどほとんど売っていない。売っていても、思いのほか高かったり、マシンスペックが今使っているものといっしょだったりして、馬鹿馬鹿しくて買う気になれない。デスクトップは事務所に置き場所もないので、ノートに絞り込むと余計に見つからない。そんなわけでやっぱり自分のパソコンをなんとか安定させて使うことにした。しかし、締め切りは今日10日24時まで。もう間に合わない。
 すると、今日の昼ごろに地元自治体の福祉課から連絡。
 「インターネット請求の期限が今月のみ12日まで伸びた。それで間に合わなければ、紙媒体でもいいので、請求してほしい」。
 ああ、どこもやはり大混乱なのだな、と。聞いてみると、このあたりの地域では某大手社会福祉法人ソフト会社を利用)と社会福祉協議会介護保険でインターネット請求経験済み)以外は、どこもトラブルが起こっているらしい。全国的にこんな状況ならば、延長せざるをえないだろう。
 ところが都道府県からも夕方になって連絡があり、「来月にまとめて請求しても経営的に問題なければ、紙での請求はやめてほしい」。いったいどっちなのだ。「地元自治体と話まとめてから連絡くれ」と返してら、結局「やはり来月にまとめてインターネット請求でお願いしたい。紙で請求にして、国保連との兼ね合いでややこしくなってもあれなので」。あれって、どれだ。「来月は確実にインターネット請求でやってもらわないと困る」。そんなことはこのパソコンに言ってほしい。こっちは、すべてマニュアルどおりやってきたのだ。
 なんだか、市町村の事務負担を軽減するとか「合理性」を大義名分にしてはじめたインターネット請求である以上、市町村が紙でOKと言っても、国や都道府県としては意地でもインターネットにこだわらざるをえなくなっているようにも見え、これって誰が得しているんだろうとも思う。国保連への委託にしたからといって、自治体福祉課の職員数が減るわけでもないし。職員数が減って、そのぶんの金が何か別の事業にまわされるわけでもないようだし。市町村にとっては、この仕組みはそれほどメリットあるのだろうか。おそろしくて、地元自治体には聞けない…。
 とりあえずうちはどうやら来月にまとめて請求になりそうである。こんな悠長なことを言っていられるのはこの請求にかかる事業の規模が小さいから。もし、これからスムーズに事が運べば、ひょっとしたら間に合うかもしれないけれど、「事務職」の存在しない事業所としては、他の仕事をしながらの請求事務。ちょっと時間的に厳しい感じがする。またエラーが出ないという保証もない。来月に向けて、時間をかけてじっくりやろうと思う。
 もう一度すべてのソフト等を国保連からダウンロードしようとしたところ、単位数マスタがダウンロード一覧から無くなっている。どこにいったのか探しても見つからない。ネット上でQ&Aをさかのぼって確認したところ、9月27日のQ&Aにあった。

質問:単位数表標準マスタがダウンロード画面からなくなってダウンロードできなくなってしまいました。なぜでしょうか。
回答:簡易入力システム(Ver.1.0.0)は、すでに単位数表標準マスタを簡易入力システムに取り込んだ状態で提供しておりますので、ダウンロード及び取込みは必要ありません。
なお、混乱を避けるためにダウンロード画面からは削除しております。

 マニュアルにはダウンロードするように書いてあるし、実際みんな9月にはそうしてたじゃん。勝手に削除する方がはるかに混乱するよ。まだまだ先が思いやられる。
 この話題、事務関係者以外が読んでもつまらないと思うので、そろそろやめる。関係者の皆さん、本当におつかれさまです。