泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 夏休みは無事終了。明日から子どもたちは2学期。
 無事終了といっても、子どもたちの生活ひとつひとつを見ていけば、各家庭でいろんなことが起こっていて、入院時に家族が24時間付き添いを求められたときの支援とか、きちんと整備していかなければいけないなあ、なんて考えているところ。滅多にないことだけれど、緊急時対応の真骨頂という気がする。
 ひとつのことをゆっくり考えることがあまりできていない。以下雑感。
 国保連へのインターネット請求が迫っているが、いまだに対応できるパソコンが確保できない…。ウィンドウズXPでServicePack2以上、メモリ512M以上(推奨768M)、vista対応なし。事業所のPC3台に加え、自宅のPCを含めても、すべて該当せず。他所でも困っているところがあるんじゃないだろうかと思ったら、送られてきたQ&Aには「vistaでなんとかできないのか」という事業所からの疑問がずらり。回答はすべて「該当するPCを用意しろ」という無内容なもので、もうすぐ生産終了とされるXPのPCをわざわざ購入しろということなのだろうかとイライラする。
 某所で障害者福祉施設職員の労働組合結成のニュース。現行制度のもとで職員から賃上げ要求される経営者はどれほど苦しいだろうと思っていたところ、枚方療育園の理事長のじいさんがテレビ局のインタビューに答えて、なんというかもうどうしようもない感じなのを見て、まだまだ事業所もいろいろなのだろうと今さらながらに思う。世間はこの報道を見て、社会福祉法人というものをいったいどんなところと理解するのだろうか。この多様性をわかりやすく説明するのは至難の業だ。
 ディプロマミルPh.D取得のニュース。福祉関係でもこんなことがあるのか、と思っていたら、そこそこ著名な先生ではないか。たぶん自分の担当教授もよく知っている人。うーん、福永法源水野晴郎と並べられてしまうのか。もし、問題の大きさを知らずに真面目に取得したのだとしたら、返上したいだろうなあ。そんなことがありうるのかどうか、知らないけど。