泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

立ち位置

 先日書いた日記を、尊敬する冨田さんに紹介いただいた(ありがとうございます>とみたさん)ので、丁寧に応答したいのだけれど、心身ともにかなりへばっており、今は書けそうにない。思うところをうんと手短に書けば、社会全体が変動してきた中でのソーシャルワークの働きを、理念的にも現実的にも捉え返す作業をもっと進めたほうがよいのではないかということ。このあたりの議論は、ソーシャルワーク論というよりも「社会福祉原論」などで学生が教えられてきた古典的な理論の内容に近いのかもしれない(それが今の実態を分析したり説明したりするのに十分なものであるかどうかは別として)。それは抽象度が高いように見えて、自分たちの立ち位置を考えるのに役立つものだった。その点で、最近のソーシャルワーク研究の傾向は少し違う方向に偏っている。そして、それがなぜ研究されなくなったのか、ということ自体が興味深いテーマで、いろいろな切り込み方ができるはずだ。
ソーシャルワーク(とみたの大耳・小耳(改))
http://totutotu.seesaa.net/article/35326337.html