泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[読書]良書

 これから4月の頭にかけて全く「障害」とか「自閉症」について知らないスタッフに、たくさんのレクチャーをしなければならないので、大量に一般向け書籍を購入。ひとまずニキ・リンコさんの著作をそろえ、さらに

うちの子かわいいっ親ばか日記〈2〉入学編―自閉症児あやの育児まんが

うちの子かわいいっ親ばか日記〈2〉入学編―自閉症児あやの育児まんが

子どもに障害をどう説明するか―すべての先生・お母さん・お父さんのために

子どもに障害をどう説明するか―すべての先生・お母さん・お父さんのために

 を購入。前者は、かわいらしいマンガ本。第1巻も持ってる。
 後者が、すばらしい。内容はタイトルそのまま。著者の相川さんは小学校の先生。学校等では、子どもたちから障害をもつ子どもについてさまざまな質問がとんでくる。そんな子どもたちやその親たちに対して、現場で障害がどんなふうに説明されているか、どんなふうに説明すればいいか、という本。おそらくこのテーマの本は過去に一冊もなかったと思う。この種の本で昨年5月に出て、4刷というのもうなずける。学術振興会の研究費補助金を受けた研究報告書がベースになっているようだけれど、とてもわかりやすく実用的。学校・学童等の関係者、必携。

 子どもは、はたからみれば、とんでもない質問をすることがあります。
「何でこんなにバカなの?(攻略)」(64ページ)

 あるある。みんな直球で投げ込んでくるから。
 その他、購入。

障害者の経済学

障害者の経済学

情熱としての愛―親密さのコード化

情熱としての愛―親密さのコード化