泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[社会福祉]返事を読んで思う

 上のように質問したところ、さっそく下にコメントもらえた。grouchさんに感謝。
 保護者の就労や社会参加の重要性はよく理解する一方で、非常に狭い面積のところに子どもたちが密集し、ときにはかなりの長時間を過ごすことになり、保護者からは更なる時間延長までもが求められる現状に対して運営主体の自治体職員が苛立つことに共感できてしまいそうな自分がいて、この事態をどう冷静に見つめるべきかと思っていた。チャイルドマインダーは、少し聞いたことがある。学童のもつ異年齢集団の良さは失われるだろうし、安上がり福祉に活用されるおそれも大きいが(管理運営にかかるコストはけっこう大きい気もするけれど)、選択肢のひとつとしては考えられてもよいかもしれない。たぶん自分がひっかかっていたのは、学童の他には何も無いことに皆が翻弄されていることの不自由さだったのだろう。地域の安全神話が崩壊して、みんなといっしょに過ごさせていれば安心、という意識が強まる中で、この不自由さは加速しているのかもしれない。