泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[ニュース]読む前提

 昨日の内容について、dojinさんからトラックバックをいただいたため、いつもより多くの人がここを訪れている。何も障害者支援に予備知識のない人が谷口氏の講演内容を読んで「障害者福祉って、こんなものなのか」と誤解しないように丁寧にコメントしたいのだが、個々の論点に突っ込んでいく時間がない。
 ひとまず「読み方」として注意を促しておきたいこととしては、
・一部を全体のことであるかのように理解してはならない。
・実証的なデータも用いられているが、そのデータを説明するときに用いられる話は谷口氏なり厚生労働省担当者が聞いた「事例」に過ぎない。
・その後入った情報によると、谷口氏は確信犯的にこうした(デフォルメが多く挑発的な)話をしているようだ(運動に火をつけようとしている?)。
 来年度予算のこととか、いろいろと書きたいことはあるが、たぶん年内は余裕なし。地域生活支援事業は200億。多いと見るか少ないと見るか。いろいろと計算すれば、すぐに見当がつけられそうだが、調べるヒマなし。たぶん少ないという結論にはなるのだろう。ふう。