泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

筋トレ続報

 昨日、厚生労働大臣のコメントに毒づいたところだけれど、その続報。
介護予防 要介護度…悪化16.3% 厚労省モデル事業、法案審議に影響も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000005-san-pol

身体機能では改善が目立ったものの、病気が悪化したなどで中断したケースもあった。厚労省は「筋力向上プログラムに起因するものかは不明」と説明しているが、野党からは「体を壊した責任を国がとれるのか」と疑問の声があがっている。

 この文面から判断すると、政策を決定する材料とは思えないくらい単純な資料と単純な分析。高齢者福祉の未来も暗そう。社会調査がいくら発展して、どれだけアカデミックな場で精確に用いられても、大事なところで用いられないのでは仕方がない。