泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

・「『自立』の反対は何だと思う?」「…寄生?」。・ときに想像の斜め上をいく学生たちが連日22時まで事務所につめかける例年通りの光景。11月上旬。・一部の保護者からは大量の手作り夜食やらお菓子やらカップスープまでもが差し入れられ、これはもう断固と…

排除は累積する、とわが身を通じて再理解する。 発達の凸凹と低所得と不衛生と不健康と孤立とがぐるぐると互いを深め合う。 この立場で仕事ができていて、周囲の寛容さがあるから生きていられるだけで。もし仕事が続けられなくなったら、社会の中にいられる…

目覚めても体が動かない。昨日はそれほど消耗していないはずなのに。 先週は心身にとってハードだったが、今ごろその疲れが出たのか。この数か月のあいだ、丸一日休むことはなかった。今日も可能な限りは働こうと思っていたのに、ずっと何もできずに、この時…

とてつもなく忙しい

たぶん法人設立以来で一番忙しい。 基本的に同時並行で物事を進めるのが苦手な自分にとっては、あまりに多くのことが重なり過ぎている。2年半ほどかけてこぎつけた事業所の新設はようやく建物の改修工事開始。さっそく近隣から苦情。工務店の動きを信用し過…

疲れているのに寝れない、というつらさを表出するだけの更新。

記事らしい記事を更新する気力がない。 支援学校の夏休みは今日で終了。小中学校の夏休みはもう少し続く。 連日、長時間のガイドヘルプが続いていたところ、昨日今日と利用が続けてキャンセルになったせいで、何かのバランスが崩れたのだろう。心身ともにお…

はじめてガイドヘルプを使う子と、外出。 放課後に力いっぱい外で遊んで、汗だくでくたくたになって帰宅。 その様子を見た家族の幸せそうなこと。なんだか泣きそうになった。 子どもと家族からこんなに感謝されたのは久しぶりのような気がする。 発達だけ見…

なんとなくfacebookに日々の思いを書き連ねてしまい、こちらの更新が滞っている。ブログに書いた方が断然読んでくれる人は多いのだけれど。なんとなくまとまった内容のものを書かなければという無用な義務感に縛られて、つい。 とある日本人が書いた英語論文…

聞きたくないが、聞かねばならない

他事業所についての情報が入りまくる。同じ事業所について良い情報も悪い情報も入りまくる。悪い情報をたくさん聞いていたとしても「通うことに決めました」と保護者から言われたとき、何を伝えることもできない。だんだん自分の耳を塞ぎたくなってくるが、…

地元の子ども・子育て会議に出席。 保育に関わる資源の必要量について試算が出されてくる。国から必要量を推計するための計算式が出されているようだが、現状とかけ離れた数字が続々と並ぶ。極端に少なかったり、逆に多かったりする。当然、補正をかけなけれ…

ガイドヘルプして、記録書いて、支援ツール作って、欠員を埋めるための求人かけて、応募がないので条件見直して、急に舞い込んできた障害福祉とも少し違う相談受けて、新設の事業所について設計士と話して、土木行政と話して、入札の準備進めて、駐車場探し…

支援で子どもと公園へ。 テレビで「公園にいる変質者はこんなふうに子どもを狙っている」という特集を見て以来、公園に来た大人たちからの目に気をつかわざるをえない。ずいぶん地域で認知されてきたと思うし、通報とかされないと信じてはいるが、どうも落ち…

ひさしぶりに15時間がんばった日の翌朝、職員みんなから批判を浴びまくる夢で目覚めたときの疲労感ハンパない。

片道4時間の日帰り出張。某所で行われた「交流会」に招かれて出席。 ほとんど知らない人ばかりの中で、黙々と豪華な飯を食うことになるのだろうかと想像していたが、地域生活支援業界のパイオニアと思いがけず再会。10年ぶりくらいだろうか。近況をお聞きす…

年度が変わったとは信じたくないぐらいにすっきりしない。前年度からの積み残しが多すぎる。 2013年度。法人設立以来、これほど想定外のつらい出来事の多い年はなかった。人の健康、資金獲得。その影響は大きく、いまだ対応に追われ続けている。社会保険の切…

・コンビニでの買い物はスーパーより難しい。後ろに並ぶ客からのプレッシャーも多くかかる。支援学校の買い物学習もスーパーしか行っていないらしい。 ・商品を受け取り、さらにおつりとレシートを受け取って財布に入れ、すぐにその場をどかなければいけない…

「今、この苦境を乗り切ったら楽になれる」と思っての努力がずっと繰り返されているということは、たぶん今後も楽にはならないと理解するのが必然。

昨年亡くなった師匠(自分が勝手にそう思っている)を「偲ぶ会」に出席。 昔を知る人々からお話を聞く中で、府中療育センターとか楠敏雄さんの名前が出てきて、少し驚く。そのようなつながりを聞いたことがなかった。 ある世代以上で日本の障害福祉を牽引し…

研修講師。110分。頑張ったつもりではあるが、手ごたえはなかった。 高い自由度が与えられていたので、おそらく自分以外は扱おうとしない主題とアプローチで話した。ただ、そのような話が聴衆に好まれるのかどうかはまた別の話。あまり現場の人向けの中身で…

・この3日で27km。45000歩。足が重たい。 ・「学校に行けること」を第一目標にするのは学校として当然なのかもしれないし、授業の内容も環境も工夫はされているようだが、これだけ調子を崩していると何もかも裏目に出てしまう。学校を出た直後から、心が明日…

・セルフヘルプグループともただの情報交換会ともつかない不思議な集まりと化した親の会へ。その成り立ちの複雑さから行政職員が事務局を務めている中にあって、どこのサービスがよいかとか、最近はそんな話ばかりになりつつある。自分は福祉制度の解説役。…

利用者の体調不良で次々と中止になる支援。都知事選の結果を横目に研修講師の準備。少し前に買ったこの本をまだ読んでなかったと手に取り、およそ4〜5年の積読だろうかと思って奥付を見たら、2004年出版だった。ぞっとした。

雪の中の行動援護。「気長に見守る」だけでは、こじれていくばかりの行動があると家族に伝える。冷え切った体をあたため、請求事務を終えて22時、緊急出動を求める連絡が。 いつものように駆けつけることで本人はなんとなく落ち着くが、この対症療法では同じ…

職員の転院先へ、見舞いに。質の高そうな病院だった。 傷病手当に関する社会保険の手続きを家族に説明しながら、この手続きを本来は「本人」がすべきことになっているというのは酷だ、と思う。とりわけ事態が深刻なときは。 そして、ついにインフルエンザで…

金曜、子どもの支援で公園へ。小学生たちと本気で鬼ごっこ。ひとりから「月いくら?」と聞かれる。念のために「何が?」と聞き返すと「お給料」。 筋肉痛のまま、土曜12000歩。日曜17000歩。たぶん明日も10000歩超。 野外を「歩き続ける」というのは能動的で…

たった1時間で「障害をもつ子どもの理解と支援」について、特に予備知識もない人たちに伝えろというのは、今となってはムチャぶりだ。昔ならば、それなりの時間と思えたのだけれど。 ポイントを絞り込むほど「個別にはいろいろある」という弁解ばかりになっ…

役所で3時間半。 また裏切られた。期待した自分が馬鹿だったのか。動いてくれていると信じた相手がまったく動いていない。もともと手遅れと言える時期だったが、さらに一か月近く。いっそうどうにもならない。 八方塞がる。やっぱり自分の預貯金にまで手を出…

何もできないまま今日も終わろうとしている。 吐露されるものが重すぎて、ほとんど書けない。医者やカウンセラーにするレベルの話も含みつつ、たとえ実際にそうしても救いは得られない。複合的で累積的な困難を解決していくのが難しいことは、この仕事を通じ…

今日も14000歩。8.5キロ。運動量が、多い。 子どものきょうだいが大学に合格したり、支援に同行した学生スタッフがとても熱心だったり、良いことがないわけでもないが、いま苦しんでいることに対しては変わらず救いがない。思考が止まる。孤独にもほどがある…

昨日も今日も14000歩。源泉徴収税の納付期限がおととしから1月10日でなく20日になっていたことに今さら気づいてほっとする。まだ集計を終えられていなかった。 多くの人たちが自分の見えないところで動いてくれていたことがわかり、感謝するしかない。みんな…